18日の債券市場見通し=横ばいの展開か

債券

2020/8/18 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(20年9月限)151.70円-151.85円、長期国債利回り0.035%-0.045%

 18日の債券市場は、横ばいで推移する見通し。

 前日の米債券市場は続伸となった。米経済の回復鈍化を示唆する景気指標を手掛かりとした債券買いが優勢だった。もっとも、株式市場でナスダック指数が取引終了にかけ一段高となり、過去最高値で終えたことで、安全資産としての債券には売りが出た。

 国内市場では、方向感に欠けるなか、横ばいでスタートしそうだ。財務省が実施する30年国債入札が「無難」に通過することで、超長期国債は下値を固める展開となりそうだ。一方、中短期国債は、「あすから4営業日中、3営業日で短期国債入札ラッシュを前に上値が重くなりそうだ」(銀行系証券)という。

提供:モーニングスター社

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