21日の東京外国為替市場=米景気先行き不透明感を背景に、ドル・円軟化

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2020/8/21 15:04

 21日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=105円半ばを中心にやや下押し圧力の強まる展開となった。

 朝方、105円60銭近辺だったドル・円は、日経平均株価の朝寄り高を受け、105円75銭まで上値を伸ばす場面があったが、その後は上値の重たい推移となった。

 午後に入り、日経平均が午前の高値から上げ幅を縮める中でドル・円は105円60銭台を中心にもみ合いが続いたが、日経平均がマイナス圏に近づき軟化する場面では、ドル・円も105円53銭まで下押しした。

 ただ、1日を通じて22銭と狭いレンジにとどまっており、前日のさえない米経済指標を受け米景気に先行き不透明感が強まっていることから積極的なドル買いが起きにくい状況となっている。加えて、きょう米国時間に米野党・民主党の全国大会がありバイデン大統領候補の演説を見極めようとの様子見ムードも出ている。

 15時現在、105円59銭となっている。

提供:モーニングスター社

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