<飛躍期待の中小型株>西松屋チェ、第2の神戸物産・ワークマンになるか
2020/8/24 17:00
西松屋チェーン(7545)が大復活の様相を呈している。同社は既に今2月期に入って6月18日、8月20日と上方修正を2回打ち出しているが、期初の予想から営業利益が4.5倍(19億円→85億円)、税引き利益が5.2倍(10.7億円→56.4億円)へと急拡大する見通しだ。
ただ、8月20日の上方修正は当初の下期の計画を据え置いた上で算出されているため、今期のうちに少なくともあと2回は上方修正があってもおかしくない情勢だ。コロナ下で割高な同業他社から同社に乗り換える消費者が増えている中で、マーケット関係者の間では、通期で最高益を更新する期待が高まっているという。
筋肉体質へ経営転換
同社の大復活の要因は、緊急事態宣言下の4~5月に売上が堅調だったことに加え、粗利益率の改善と販管費の抑制が寄与したためだ。同社は子供服だけを扱っているイメージが強いようだが、実は売上の半分以上は雑貨が占めるようになってきている。値下げロスが少ない経営に変わりつつあるのだ。
筋肉質の経営に変化してきたことが明確になり、今後は幅広い投資家層の注目度も高まってくるだろう。巣ごもり消費の新たな代表格として、第2の神戸物産(3038)、第2のワークマン(7564・JQ)になるポテンシャルを秘めている。1300円前後の押し目は好機とみて買い向かいたい。
また、機関投資家の組み入れが進み、需給関係も良好だ。7月20日に三菱UFJ信託銀行が5.12%の大量保有を届け出たのに続き(8月17日に5.13%への増加を報告)、8月21日にはSMBC日興証券による5.20%の保有も明らかになっている。同社の大復活を見越して、機関投資家の新規買いが今後も増えそうな環境にある。
(写真:123RF)
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