大成建設、古河ロックドリルと山岳トンネル工事で6mロックボルトとして打設する装置を開発

株式

2020/9/16 16:29

 大成建設<1801.T>は16日、古河ロックドリル(東京都中央区)と共同で、地山状態が悪い場合の山岳トンネル工事において、世界で初めて3mロックボルト2本を機械的に継ぎ足して、6mロックボルトとして打設する装置を開発したと発表した。

 同社では、同装置を搭載した打設専用機を、熊本57号滝室坂トンネル東新設(一期)工事の現場に導入し、本体に影響のない箇所で操作性・品質を確認。その後、本体工でのロックボルト打設を開始した結果、従来の6mロックボルト打設装置が収まらないような小断面での分割掘削においても、同装置を使用し、切羽近傍でのロックボルト打設作業の完全機械化が可能となり、省人化と安全性向上を図ることができるとした。

 16日の終値は、前日比45円安の3675円。

提供:モーニングスター社

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