<米国株情報>オラクルとバイトダンスとの提携案に米政府が不満示す

株式

2020/9/18 10:25

 業務用ソフト大手オラクル<ORCL>が中国インターネット大手バイトダンス(字節跳動)の動画共有サービス「TikTok(ティックトック)」の米国事業をめぐって提携する案について、米政府内では懸念が示されているようだ。

 経済通信社ブルームバーグが関係者の話として17日に報じたもので、ポンペオ米国務長官は、オラクルがTikTokの個人データを管理して中国に流出しないようにするとしても、バイトダンスがTikTokの経営権を握っている限り、バイトダンスが個人データにアクセスする可能性があるとして、難色を示しているという。

 トランプ米大統領はTikTokの米国事業について国家安全保障上の懸念を示し、バイトダンスに対し、米企業との買収協議が9月20日までの期限内に合意しなかった場合、9月29日から米国内におけるTikTokの利用を禁止すると警告している。

 トランプ大統領は16日の記者会見で、まだ詳しい説明を受けていないとしたうえで、現時点でオラクルとバイトダンスの提携について、満足していないことを明らかにした。また、共和党の上院議員グループがトランプ政権に新提案に反対する旨の書簡を送付している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ