来週の日本株の読み筋=もみ合い商状か、米国情勢にらみで米中経済指標の見極めも

国内市況

株式

2020/9/25 17:38

 来週(9月28日-10月2日)の東京株式市場は、もみ合い商状か。新型コロナウイルスの感染再拡大や米追加経済対策の難航を受け、欧米市場が一時軟化したが、相対的に不安要素が少ない日本株は堅調な動きを保っている。もっとも、日本単独で上値を追うには限界がある。結局、米国株の動向と、その背景にある景気や大統領選に対する市場心理が重要となり、米国情勢にらみの展開にならざるを得ない。今週は米中で重要経済指標の発表が予定されており、その内容も見極める必要がある。

 市場では、「今のところ、日経平均2万3500円超えは想定しづらいが、米追加経済対策が決まれば、米国株が上昇し、それに追随する流れになるだろう」(中堅証券)、「日本株は相対的に強いが、米国株が調整色を強めれば、やはり意識せざるを得ない」(準大手証券)などの声が聞かれた。

 スケジュール面では、国内で29日に9月16-17日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、30日に8月鉱工業生産、8月商業動態統計、10月1日に9月調査日銀短観、2日に8月失業率・有効求人倍率などが発表される。海外では30日に中国9月製造業PMI、中国9月非製造業PMI、米9月ADP雇用統計、米4-6月期GDP確定値、10月1日に米9月ISM製造業景況指数、2日に米9月雇用統計などが予定されている。

 なお、5日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、2万3204円(前日比116円高)引け。24日の米国株高を受け、買いが先行した。時間外取引での米株価指数先物高も支えとなり、上げ幅は一時180円を超えた。一巡後は66円高まで伸び悩んだが、その後は9月末配当・優待権利取りの買いもあって持ち直しの動きとなった。

提供:モーニングスター社

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