寿スピリッツが反落、東海東京調査センターは「ニュートラル」・目標株価5600円に引き下げ

株式

2020/9/28 16:11

 寿スピリッツ<2222.T>が反落。東海東京調査センターでは25日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を6000円から5600円に、それぞれ引き下げている。

 足元の9月の4連休は、久々の地方への人の移動に伴う高速道路の交通渋滞や旅館の満室状況などがニュースで報道されていたのは記憶に新しいものの、東京発着としてGo Toトラベルを利用できるのは10月1日以降であることから、同社にとってはむしろビジネス機会は21年3月期下期と考えたほうが妥当だとコメント。よって、第2四半期累計(20年4-9月)は厳しい決算が想定されると予想している。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期8億5300万円の赤字(前期は64億5400万円、会社側計画は非開示)、22年3月期56億3800万円、23年3月期87億3500万円と試算。特定の売場でしか販売されていないブランドとしての「お土産」や「お菓子」に対しては、消費者にとって高価格帯であっても購買意欲は衰えないものとするこれまでの考えは変えていないとしている。

 28日の終値は、前週末比変わらずの5200円。

提供:モーニングスター社

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