明日の日本株の読み筋=配当落ち分を即日埋めなるか、外部要因には不透明感残す

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株式

2020/9/28 17:46

 あす29日の東京株式市場は、9月期末の権利落ち日を迎え、日経平均株価が配当落ち分(推定145円程度)を即日で埋められるかどうかが注目される。即日埋めとなれば、基調の強さが改めて意識されることにもなろう。ただ、外部要因に不透明感が残る。米商務省が中国半導体受託生産の中芯国際集成電路製造(SMIC)に米国企業などが特定製品を輸出する場合に、事前に同省の許可を得るように求めていることが26日分かった、と複数メディアが報じ、米中摩擦が引き続き懸念される。また、「米追加経済対策が(合意遅れで)もたもたしており、明日の配当落ち後は様子見気分になるだろう」(中堅証券)との声も聞かれた。機関投資家による配当再投資に絡んだ株価指数先物への買いは続くが、寄り付き段階で実施されるとみられ、「それでほぼ終了し、需給面でのフォローが消える」(準大手証券)との見方も出ていた。

 28日の日経平均株価は大幅続伸し、2万3511円(前週末比307円高)引け。朝方は、前週末の米国株高を受け買いが先行したが、「米、中国半導体SMIC向け輸出を許可制に」との報道が重しなり、伸び悩む場面もあった。その後は、時間外取引の米株価指数先物の上昇や、配当再投資の先物買い観測も支えとなり、引けにかけて一段高となった。同指数は14日以来、ほぼ2週間ぶりに2万3500円を回復してきたが、1月20日の年初来高値(終値2万4083円)をにらんだ戻り高値水準に位置し、海外要因に恵まれないと、利益確定売りが出やすいとみられる。

提供:モーニングスター社

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