小糸製が急落、上期および通期の業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2020/9/30 14:41

 小糸製作所<7276.T>が急落。29日引け後に、21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比320円安の5380円まで値を下げている。

 21年3月期上期について、予想売上高を従来の2670億円から2840億円(前年同期比28.8%減)に、営業損益を20億円の赤字から40億円の黒字(前年同期比90.4%減)にそれぞれ修正。通期は売上高を6200億円から6370億円(前期比20.5%減)に、営業利益を180億円から240億円(同70.9%減)に引き上げている。上期に、主力の自動車照明器事業において国内外における自動車生産が予想を上回って推移したことが主な要因。ちなみに、第2四半期(7-9月)に限ると、営業損益は114億500万円の黒字(前年同期比48.6%減)と、第1四半期(4-6月)の74億500万円の赤字(前年同期は195億4600万円の黒字)から大きく改善している。

 午後2時33分現在の株価は310円安の5390円。

提供:モーニングスター社

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