10月1日の債券市場見通し=軟調地合い

債券

2020/10/1 8:28

予想レンジ:債券先物中心限月(20年12月限)152.05円-152.20円、長期国債利回り0.000%-0.015%

 10月1日の債券市場は軟調地合い。前日の米債券市場が下落した流れを引き継ぐ。米経済指標の改善がNY株高を誘発し、米債券は下落となった。「米大統領選挙テレビ討論会への反応は限られた」(国内証券)という。

 国内市場では、朝方から売りが先行しそうだ。半面、財務省が実施する10年国債入札は「無難」に通過するとの指摘が多く、円債のサポート材料となりそうだ。日銀は9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表する。「景況感の大幅な改善は見込みにくい。ただ、市場予想を上回って改善すれば円債の売り材料になる」(同)との見方。

提供:モーニングスター社

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