10月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、動意薄か

為替

2020/10/1 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=105円10銭-105円80銭

 10月1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=105円台半ばを中心に動意の乏しい展開になりそうだ。

 きのうの米国時間では、米追加対策をめぐるムニューシン米財務長官と民主党のペロシ下院議長の協議が前向きに進んでいることを受けドル・円は105円70銭台まで上昇する場面もあったが、結局、合意はきょう以降に持ち越され、ドル・円は軟化。きょう東京時間にわたり、105円40銭近辺で推移している。

 きょう東京株式市場で、日経平均株価が買い先行となれば、ドル・円をサポートするだろう。ただ、中国市場が国慶節で休場となることや、米国時間に9月ISM製造業景況指数の発表が控えていることから動意薄になるとみられ、レンジ自体は小幅にとどまりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:9月調査日銀短観、9月自動車販売台数、10年国債入札、改正酒税法一部施行、国勢調査実施、「Go Toトラベル」に東京を追加

米国:8月個人所得・個人支出、9月ISM製造業景況指数

その他:インド準備銀行金融政策決定会合、ユーロ圏8月失業率、香港および台湾市場休場(1-2日)、中国市場休場(1-8日)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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