西松屋チェーンがPTSで急上昇、第2四半期の大幅増益を好感

株式

2020/10/1 10:41

 西松屋チェーン<7545.T>が私設取引システム「PTS」で急上昇している。9月30日引け後に21年2月期第2四半期(20年2月21日-8月20日)の単体決算を発表、大幅増益を達成し、好感されている。

 第2四半期決算は、売上高が804億1100万円(前年同期比12.7%増)、営業利益が64億4600万円(同2.90倍)となった。雑貨部門は粉ミルク、ベビーフードなどの食料品、紙おむつ、ウェットナップなどの消耗品、玩具など室内で使用する商品が好調だった。衣料部門については、ベビー・マタニティーが好調で、子供衣料は、緊急事態宣言の解除や気温の上昇に伴い夏物衣料が大きく伸長した。値下げロス率の減少で売上総利益率が改善し、インターネット販売に係る送料や水道光熱費などの経費が減少したことも利益押し上げにつながった。なお、今中間期末の配当は前回予想の10円から11円(前中間期10円)に増額し、年間では22円(前期は21円)を予定している。

提供:モーニングスター社

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