今晩のNY株の読み筋=9月ISM製造業景況指数などに注目

株式

2020/10/1 17:04

 きょうの米国株式市場も、きのう結論が先送りされた追加経済対策をめぐるムニューシン米財務長官と民主党のペロシ米下院議長との協議に翻ろうされる可能性がある。ムニューシン米財務長官は合意成立に楽観的とみられる一方、与野党のへだたりは大きいとの見方もある。また、合意は大統領選挙後になるとの見方も出ており、先行き不透明感が強まれば、株式市場のムードを冷やしかねない。

 経済指標では、9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の発表がある。前月まで4カ月連続で上昇するなど足元の景況感は堅調。市場予想を上回れば、株式市場は素直に買いで反応しそうだが、好調な新規受注が伸び悩み、市場予想を下回るようなら、景気回復鈍化が意識されそうなので注意したい。

<主な米経済指標・イベント>

ペプシコ、コナグラ・ブランズ、コンステレーション・ブランズ、ベッドバス&ビヨンドなどが決算発表予定

8月個人所得・個人支出、9月ISM製造業景況指数、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁講演

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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