三協立山が3日ぶり反落、未定としていた21年5月期第2四半期と通期の営業利益予想は大幅な減益見通しに

株式

2020/10/6 16:24

 三協立山<5932.T>が3日ぶりに反落し、71円安の953円を付けた。6日午後1時、未定としていた21年5月期第2四半期(20年6-11月)と通期の売上高と営業利益予想を発表。大幅な減益見通しを示し、嫌気された。

 第2四半期業績は、売上高1400億円(前年同期比13.6%減)、営業利益3億円(同89.9%減)を予想。通期業績は、売上高2890億円(前期比7.9%減)、営業利益3億円(同85.1%減)を見込む。経常利益と純利益は未定を継続している。昨年の消費税増税以降、新設住宅着工戸数や店舗建築着工棟数の前年度比減少が継続していることや、米中貿易摩擦の影響によりアルミニウム押出形材の需要減少が継続していること、国内外の自動車販売台数の前年割れが継続してなどを織り込んだ。

 同時に、未定としていた配当について、中間期は無配(前期実績10円)とし、期末については未定を継続した。

 6日の終値は、前日比58円安の966円。

提供:モーニングスター社

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