日経平均は213円高の大幅反発、株価指数先物へのまとまった買いで上げ幅拡大=8日前場
8日の日経平均株価は、前日比213円53銭高の2万3636円35銭と大幅に反発して前場の取引を終了した。時間外取引で米株価指数先物が堅調な動きにあることも支えとなっているもよう。株価指数先物にまとまった買いが入ったことをきっかけに、午前11時11分には、同247円15銭高の2万3669円97銭ときょうの高値を付ける場面がみられた。注目された米副大統領候補によるテレビ討論では、目新しい材料も出ていないようで、相場への影響は限られたもよう。為替市場では、ドル・円が1ドル=106円前後(7日終値は105円86-87銭)で、足元ではもみ合い。東証1部の出来高は4億9500万株、売買代金は1兆49億円。騰落銘柄数は値上がり1402銘柄、値下がり667銘柄、変わらず104銘柄だった。
市場では「日経平均株価は、9月29日の高値(2万3622円74銭)を上抜いたことで、下値不安が後退しそうだ」(中堅証券)との見方があった。
業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も堅調。楽天<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も上げた。東証業種別指数は、30業種が上昇、3業種が下落した。
個別では、サクサ<6675.T>(監理)、明治海<9115.T>、コーア商事H<9273.T>、ショーケース<3909.T>、イオンファン<4343.T>などが上昇。半面、ダントーHD<5337.T>、GameW<6552.T>、トーセ<4728.T>、ファーストブラザーズ<3454.T>、IBJ<6071.T>などが下落している。
提供:モーニングスター社
関連記事
-
韓国中央銀行21年にCBDC試作品をローンチ
2020/10/8 11:38
韓国中央銀行の韓国銀行(BOK)は21年に主要企業及び国内銀行と協力し、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の試作をローンチすると発表した。…続き
-
8日前場マーケット情報=日経平均は213円53銭高の2万3636円35銭
・日経平均株価 2万3636円35銭(+213円53銭)・高値2万3669円97銭/安値2万3477円73銭・TOPIX 1656.73(+10.26)・値上がり1402/値下がり667/変わらず10・・・…続き
-
8日前引けの日経平均株価=213円53銭高の2万3636円35銭と大幅反発
8日前場の日経平均株価は前日比213円53銭高の2万3636円35銭と大幅反発して引けた。提供:モーニングスター社…続き
速報ニュース
-
225オプション・コール(期近・3月28日・権利行使価格4万1000円)
1時間前
-
225オプション・プット(期近・3月28日・権利行使価格4万円)
1時間前
-
1時間前
-
1時間前
-
今晩のNY株の読み筋=「聖金曜日」とPCE価格指数を前に様子見か
1時間前
-
1時間前
-
28日のPTS注目ポイント=京葉銀、ジュンテンド、マイクロアド
1時間前
-
2時間前
-
住信SBI銀の円山社長、「銀行を超えたテック企業」を目指す(2)
2時間前
-
住信SBI銀の円山社長、「銀行を超えたテック企業」を目指す(1)
2時間前