日経平均は224円高と大幅反発、動意に乏しいものの、しっかりした動きに=8日後場
8日の日経平均株価は、前日比224円53銭高の2万3647円07銭と大幅に反発して取引を終了した。現地7日の米国株式が反発した動きもあり、朝方から買いが先行。株価指数先物にまとまった買いが入ったことをきっかけに、上げ幅を拡大した。時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移したこともあり、支えとして意識されたもようで、午後零時46分には、同278円95銭高の2万3701円77銭を付ける場面があった。その後は、動意に乏しいものの、しっかりした動きだった。注目された米副大統領候補のテレビ討論に関しては、相場への影響は限定的だったもよう。為替市場では、ドル・円が1ドル=105円95銭前後(7日終値は105円86-87銭)で、足元ではもみ合い。東証1部の出来高は10億2923万株、売買代金は2兆1524億円。騰落銘柄数は値上がり1294銘柄、値下がり790銘柄、変わらず95銘柄だった。
市場では「好地合いのなか、大型株の代表格の鉄鋼が業種別値上がり率で上位に入るなど、物色の広がりを感じさせる展開だった。東証1部の売買代金は盛り上がりに欠けるが、堅調な動きが続きそうだ」(中堅証券)との見方があった。
業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。楽天<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、テルモ<4543.T>、オリンパス<7733.T>などの精密機器株も高い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も堅調。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も上げた。東証業種別指数は、28業種が上昇、5業種が下落。
個別では、サクサ<6675.T>(監理)、明治海<9115.T>、スパークス<8739.T>、イオンファン<4343.T>、テモナ<3985.T>などが上昇。半面、ダントーHD<5337.T>、GameW<6552.T>、トーセ<4728.T>、エムアップH<3661.T>、ファーストロジック<6037.T>などが下落した。
(写真:123RF)
提供:モーニングスター社
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