日経平均は２５円程度高、買い先行後は伸び悩み＝９日寄り付き
９日午前９時２６分すぎの日経平均株価は、前日比２５円程度高い２万３６７２円前後で推移する。寄り付き直後には、同７８円５１銭高の２万３７２５円５８銭を付けている。きのう８日の日経平均株価は、好地合いのなか堅調に推移していたことや、現地８日の米国株式市場で、ＮＹダウ、ナスダック総合指数がともに続伸した動きを受け、買いが先行した。その後は、手掛かり材料難のなか、戻り待ちの売りが出ているもようで、伸び悩む格好となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、８日の大阪取引所終値比１５円安の２万３６１５円だった。日経平均先物・オプション１０月限ＳＱ（特別清算指数）の市場推定値は２万３７２４円２３銭。
業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、７＆ｉＨＤ<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株が上昇。出光興産<5019.T>、ＥＮＥＯＳ<5020.T>などの石油石炭製品株や、ブリヂス<5108.T>、フコク<5185.T>などのゴム製品株も高い。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も堅調。クレセゾン<8253.T>、アイフル<8515.T>などのその他金融株や、ツガミ<6101.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も上げている。
個別では、ＳＨＩＦＴ<3697.T>、良品計画<7453.T>、大有機化<4187.T>、ハイアス＆Ｃ<6192.T>（監理）、ＭｒＭａｘＨＤ<8203.T>などが上昇。半面、Ｃ＆Ｒ社<4763.T>、ダントーＨＤ<5337.T>、マルマエ<6264.T>、明治海<9115.T>、ビーグリー<3981.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前９時２６分時点で、１ドル＝１０６円前後（８日終値は１ドル＝１０５円９８－９９銭）、１ユーロ＝１２４円台の半ば（同１２４円７０－７４銭）で取引されている。
提供：モーニングスター社
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