<相場の読み筋>10月12日
2020/10/12 7:43
前週末9日の米国株式は、3日続伸した。NYダウが前日比161.39ドル高の2万8586.90ドル、ナスダック総合指数が同158.964ポイント高の1万1579.944ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5134万株、ナスダック市場が35億1664万株だった。新型コロナウイルス感染症からの経済立ち直りに向け、米政府が追加の経済対策案の規模を1兆8000億ドル(約191兆円)に引き上げ、民主党に再提案すると報じられた。幅広い銘柄が買われ、NYダウは一時、250ドルを超える上昇をみせる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップル<AAPL>やアルファベット(グーグルの持株会社)<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などが買われ、同指数の上昇をけん引した。
12日の東京株式は、堅調な値動きが期待される。前週末9日は週末要因などから上値が重かったものの、底堅く推移していたことから、しっかりした展開となりそう。ただ、10月限SQ(特別清算指数)値の2万3724円23銭近辺では、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の半ば(前週末9日終値は105円93-94銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の後半(同124円75-79銭)と小動き。前週末9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、武田薬<4502.T>、エーザイ<4523.T>、コマツ<6301.T>などが、同9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同9日の大阪取引所終値比10円安の2万3560円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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