日経平均は28円程度安、売り先行後も弱い動きが続く=16日寄り付き
16日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比28円程度安い2万3478円前後で推移する。午前9時2分には、同41円81銭安の2万3465円42銭を付けている。きのう15日の弱い動きが継続したほか、現地15日の欧米株式が下落したことなどから、売りが優勢となったようだ。その後も、動意に乏しいなか、弱い動きとなっている。時間外取引での米株価指数先物は上昇しているが、反応は限られているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比変わらずの2万3500円だった。
業種別では、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が下落。アルヒ<7198.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も安い。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も軟調。大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も下げている。
個別では、テラスカイ<3915.T>、DDHD<3073.T>、松屋<8237.T>、anfac<7035.T>、北の達人<2930.T>などが下落。半面、三栄建築<3228.T>、ベイカレント<6532.T>、ジンズメイト<7448.T>、セラク<6199.T>、TDCソフト<4687.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=105円台の前半(15日終値は1ドル=105円21-22銭)、1ユーロ=123円台の前半(同123円48-52銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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