テラスカイが急落、通期の業績予想を上方修正するも期待に届かず

株式

2020/10/16 14:23

 テラスカイ<3915.T>が急落。15日引け後の決算発表で、21年2月期の連結業績予想を上方修正したが、市場の期待に届かなかった様子。株価は前日比720円安の4800円まで値を下げている。

 21年2月期上期(20年3-8月)は、売上高55億5500万円(前年同期比24.8%増)、営業利益5億2800万円(同52.9%増)。クラウド市場の急速が拡大が持続する中、主力の「ソリューション事業」が、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発、AWSへのクラウドマイグレーション案件の増加などにより、営業利益を8億2900万円(同66.3%増)に伸ばして全体をけん引した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の107億2800万円から110億3800万円(前期比18.7%増)に、営業利益を5億2000万円から6億8200万円(同5.9%減)に引き上げたが、下期(20年9月-21年2月)の営業利益予想は計算上1億5300万円(前年同期比59.6%減)にとどまっている。

 午後2時20分現在の株価は640円安の4880円。

提供:モーニングスター社

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