日経平均は225円程度高、前週末安の反動やNYダウ高、やや円安方向にあることも支え=19日寄り付き
19日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比225円程度高い2万3636円前後で推移する。午前9時19分には、同245円58銭高の2万3656円21銭を付けている。前週末16日は週末要因などから続落となっていた反動や、現地16日の米国株式市場でNYダウが4日ぶりに反発した動きを受け、買いが先行した。その後も、為替市場で円がドルやユーロに対して、やや円安方向にあることも支えとなっているもようで、堅調に推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比105円高の2万3515円だった。
業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株が上昇。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も高い。SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も堅調。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も上げている。
個別では、PRTIME<3922.T>、キムラユニ<9368.T>、ヒマラヤ<7514.T>、ラサ商事<3023.T>、アグレ都市<3467.T>などが上昇。半面、サイバーL<3683.T>、理ビタ<4526.T>(監理)、オリバー<7959.T>、テラスカイ<3915.T>、パソナ<2168.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=105円台の半ば(前週末16日終値は1ドル=105円30-31銭)、1ユーロ=123円台の半ば(同123円36-40銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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