日経平均は30円程度安、売り先行後は、やや下げ幅を縮小=20日寄り付き

 20日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比30円程度安い2万3641円前後で推移する。寄り付き直後に、同85円57銭安の2万3585円56銭を付けている。きのう19日に大幅反発した反動や、現地19日の欧米株式が下落したことなどから、売り優勢でスタートした。その後は、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることもあり、やや下げ幅を縮小している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比160円安の2万3500円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が下落。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も安い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も軟調。三井金属<5706.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も下げている。

 個別では、Gunosy<6047.T>、SKジャパン<7608.T>、光世証<8617.T>、ビューティガレージ<3180.T>、NJS<2325.T>などが下落。半面、日本コークス<3315.T>、サイバーL<3683.T>、芦森工<3526.T>、福井コンH<9790.T>、MDM<7600.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=105円台の半ば(19日終値は1ドル=105円39-41銭)、1ユーロ=124円台の前半(同123円53-57銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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