Gunosyが反落、三菱UFJモルガン証は「アンダーウエート」・目標株価630円に引き下げ

株式

2020/10/20 16:20

 Gunosy<6047.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では19日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「アンダーウエート」(弱気)に、目標株価を800円から630円に、それぞれ引き下げている。

 同証券では業績予想を下方修正、あわせて目標株価を630円に引き下げるとしている。

 また、レーティング引き下げの背景として、(1)21年5月期第1四半期(20年6-8月)の月間アクティブユーザー数の減少。20年5月期第4四半期(20年3-5月)はCOVID-19による巣ごもり効果で、前年同期比では増加したものの、前四半期比では減少していた。よって前四半期比でみると、20年5月期第3四半期(19年12月―20年2月)から2四半期連続で月間アクティブユーザーが減少したことになる、(2)21年5月期の会社側計画の売上高と営業利益は下限値の達成も難しい。COVID-19からの広告市況の急回復は想定し難い中で、売上やユーザーの規模が決して大きくはないグノシー。ニュースパス、LUCRAの売上回復は大手媒体に比べると、時間がかかるだろう。よって、21年5月期第2四半期(20年9-11月)からの業績急回復は見込み難いと考える、の2点を挙げている。

 同証券では連結営業利益について、21年5月期5億7000万円(前期比33.6%減、従来10億4000万円、会社側計画は10億3000万-14億1400万円)、22年5月期5億3000万円(従来12億1000万円)、23年5月期6億7000万円(同13億7000万円)と試算している。

 20日の終値は、前日比108円安の800円。

提供:モーニングスター社

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