米国株式市場:景気対策への過度な警戒感が後退、NYダウ反発、ナスダックは6日ぶり反発

株式

2020/10/21 7:46

 20日の米国株式は、NYダウが前日比113.37ドル高の2万8308.79ドルと反発、ナスダック総合指数が同37.611ポイント高の1万1516.494ポイントと6日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億5530万株、ナスダック市場が35億9119万株だった。

 米野党民主党のペロシ下院議長は、新型コロナウイルス禍からの経済立て直しに向けた追加の経済対策に関し、先行きは楽観していると発言したと伝わった。過度な警戒感が後退し、NYダウは一時、380ドル近い上げをみせる場面もあった。米9月住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で141万5000件となり、市場予想平均の145万7000件に届かなかったが、反応は限られた。NYダウ採用銘柄では、トラベラーズ<TRV>やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>、アップル<AAPL>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比60円高の2万3590円だった。

提供:モーニングスター社

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