レノバが年初来高値、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は1640円に引き上げ

株式

2020/10/21 16:29

 レノバ<9519.T>が3日続伸、61円高の1683円まで買われ、連日の年初来高値更新。SMBC日興証券では21日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1610円から1640円に引き上げている。

 新型肺炎で落ち込んだ景気刺激策としてグリーンリカバリーがグローバルに期待され、日本国内では低効率石炭火力の廃止により再生可能エネルギーの開発機会はさらに拡大すると予想。同社はここ1-2年で開発人員を大幅に強化しており、中・長期的な成長余地が大きいと考えているという。現時点で見えているプロジェクトのみでも25年3月期EBITDAは20年3月期の約3倍になると予想、2020年代後半での成長へ、由利本荘洋上風力に加えて、さらなるプロジェクトの積み上げも期待できるだろうともしている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期55億円(前期比23.1%減、従来62億円、会社側計画は54億円)、22年3月期46億円、23年3月期49億円、24年3月期170億円、25年3月期204億円と試算している。

 21日の終値は、前日比18円高の1640円。

提供:モーニングスター社

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