今晩のNY株の読み筋=米追加経済対策の行方に関心も討論会前で積極性欠く展開か

株式

2020/10/21 17:14

 21日の米国株式市場では、引き続き米追加経済対策の協議の行方が最大の関心事となりそう。関連報道には引き続き注意したい。ただ、22日に米大統領選候補の討論会を控えており、積極的には動きにくいだろう。支持率では民主党のバイデン前副大統領が優勢だが、圧勝でなければ投開票後も揉める可能性が指摘されているだけに、今回の討論会でトランプ米大統領が巻き返しを図れば市場はさらに手控えムードが広がりそうだ。

 今年のFOMC(米連邦公開市場委員会)のメンバーでは、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁などが講演する。米企業決算では、前日引け後に発表したネットフリックスが時間外取引で下落しており、注意したい。このほか、バイオジェン、ベライゾン・コミュニケーションズなどが朝方に決算を発表する予定。

<主な米経済指標・イベント>

経済指標=米地区連銀経済報告(ベージュブック)

企業決算=バイオジェン、ベライゾン・コミュニケーションズ、ザイリンクス、ラムリサーチ、テスラなど

要人発言=カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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