日経平均は138円程度安、売り先行後も下値模索の展開に=22日寄り付き
22日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比138円程度安い2万3500円前後で推移する。午前9時15分には、同179円69銭安の2万3459円77銭を付けている。取引時間中に2万3500円を下回るのは4日ぶり。きのう21日は上値が重い展開だったことや、現地21日の米国株式が反落したことなどから、売りが先行した。為替市場で円がドルやユーロに対して、きのうの水準よりも円高方向に振れたことも重しとなっており、下値を模索する動きにあるようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比100円安の2万3550円だった。
業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が下落。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も軟調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も下げている。
個別では、三洋化成<4471.T>、イオンファン<4343.T>、エニグモ<3665.T>、松屋<8237.T>、Olympic<8289.T>などが下落。半面、NOK<7240.T>、アイモバイル<6535.T>、フリュー<6238.T>、西松屋チェーン<7545.T>、イーグル<6486.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=104円台の半ば(21日終値は1ドル=105円01-03銭)、1ユーロ=123円台の後半(同124円61-65銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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