<米国株情報>中国証券当局、中国アリババ系金融大手アントの上場を認可―上海・香港の重複上場に
2020/10/23 10:19
中国証券監督管理委員会(CSRC)は21日、中国インターネット大手アリババ・グループ<BABA>傘下でスマートフォン向け電子決済サービス「アリペイ」を運営するアント・グループの上海証券取引所への上場を認可した。米経済専門チャンネルCNBC(電子版)などが伝えた。
19日には香港市場への承認を受けており、重複上場となる。27日に公開価格が決まり、11月上旬にも重複上場を果たす予定。
アントは両市場への上場を通じて350億ドル(約3兆6660億円)の資金調達を計画している。19年12月にサウジアラビア国営石油大手サウジアラムコがサウジ証券取引所でのIPO(新規株式公開)で調達した294億ドルを抜き、世界最大規模のIPOとなる見通しだ。
アントは334億株の新株式を発行するが、アリババは子会社を通じてアントの7億3000万株(A株)を取得することで合意しており、アントの上場後もアリババの持ち株比率は現在の約33%が維持される。
<関連銘柄>
NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、
SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、
NYダウベア<2041.T>
提供:モーニングスター社
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