中外薬が急伸、20年12月期第3四半期決算は大幅な増益で着地

株式

2020/10/23 11:44

 中外製薬<4519.T>が4日ぶりに反発し、一時149円高の4305円を付けた。22日引け後、20年12月期第3四半期(1-9月)の連結決算(IFRS)を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第3四半期決算は、売上収益が5765億2000万円(前年同期比13.3%増)、営業利益が2273億1800万円(同41.3%増)だった。売上収益では、製商品の売上高が増加したほか、ロイヤルティーおよびプロフィットシェア収入が大幅に伸長したことが寄与。研究開発費は増加したものの、売上収益の拡大による利益増や販売費や一般管理費の抑制などもあり、大幅な増益につながった。

 前場終値は、前日比120円高の4276円。

提供:モーニングスター社

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