日経平均は8円程度高、買い先行後は伸び悩み、一時下げに転じる場面も=26日寄り付き

 26日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比8円程度高い2万3524円前後で推移する。午前9時07分には、同56円01銭高の2万3572円60銭を付けている。前週末23日は上値が重かったものの、反発して取引を終えていたことから、買いが優勢となったようだ。ただ、積極的に買い進む動きは限られ伸び悩みで、一時下げに転じる場面もみられた。前週末23日の米国株式は、NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数が続伸するなど、まちまちの動きで、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末23日の大阪取引所終値比60円高の2万3550円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株や、ソニー<6758.T>、村田製<6981.T>などの電機株が上昇。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も高い。中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も堅調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も上げている。

 個別では、共和レザー<3553.T>、コニシ<4956.T>、東邦鉛<5707.T>、京阪神ビル<8818.T>、日本CMK<6958.T>などが上昇。半面、東製鉄<5423.T>、M&A<2127.T>、ジーンズメイト<7448.T>、ITM<2148.T>、ラクーンHD<3031.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=104円台の半ば(前週末23日終値は1ドル=104円68-69銭)、1ユーロ=124円台の前半(同123円82-86銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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