日経平均は65円安と続落、欧米株急落で売り先行、一巡後は押し目買いに下げ幅縮小=27日前場

 27日前場の日経平均株価は前日比65円64銭安の2万3428円70銭と続落。朝方は、売り優勢で始まった。欧米で新型コロナウイルスの感染再拡大による経済への影響が懸念され、26日の欧米株式が急落した流れを受け、寄り付き後まもなく2万3232円31銭(前日比262円03銭安)まで下落する場面があった。一巡後は、好業績銘柄を中心とする押し目買いを支えに下げ幅を縮小し、前場終盤には2万3462円13銭(同32円21銭安)まで持ち直した。

 東証1部の出来高は4億6698万株、売買代金は9005億円。騰落銘柄数は値上がり683銘柄、値下がり1355銘柄、変わらず127銘柄。

 市場からは「欧米株の大幅下落に対し、日本株は下値が堅い。コロナをネタにした先物売りに耐えられるかどうかだが、東京市場はあまりナーバスになっていない。上値は重いが、いずれは高値を更新してくるとみている」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も安い。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株や、三井不<8801.T>、住友不<8830.T>、東急不HD<3289.T>などの不動産株も売られた。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>などの海運株もさえない。

 半面、任天堂<7974.T>、コクヨ<7984.T>などのその他製品株が堅調。HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株や、ZHD<4689.T>、カプコン<9697.T>などの情報通信株も買われた。山崎パン<2212.T>、ヤクルト<2267.T>などの食料品株も高い。

 個別では、ネットワン<7518.T>がストップ安ウリ気配となり、一蔵<6186.T>、UMCエレ<6615.T>、栄研化学<4549.T>、ダントーHD<5337.T>などの下げが目立った。半面、SKジャパン<7608.T>がストップ高カイ気配となり、ヤマト<1967.T>、セック<3741.T>、ピーシーエー<9629.T>、ミダック<6564.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

提供:モーニングスター社

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