米マイクロソフトは下落、第2四半期の見通しが市場予想を下回る

米国株式

米決算

2020/10/28 9:32

 ソフト世界最大手の米マイクロソフト<MSFT>が27日の時間外取引で、日中終値比1.66%安の209.72ドルと下落した。同日引け後に21年6月期第1四半期(20年7-9月)の決算を発表し、売上高、1株利益(EPS)ともに市場予想を上回ったが、第2四半期(20年10-12月)の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気された。

 第2四半期は家庭用ゲーム機「Xbox」の最新機種「Series X/S」を発売する計画で、会社側は売上高を395億-404億ドル(前年同期は369億600万ドル)と予想したが、市場では404億3000万ドル前後が期待されていた。

 第1四半期は売上高が前年同期比12%増の371億5400万ドル、純利益が同30%増の138億9300万ドル、希薄化後のEPSが同32%増の1.82ドルと大幅な増収増益。20年8月期第4四半期(4-6月)の15%減益から増益に転換し、売上高、EPSともに市場予想を上回った。

 部門別では、「ウィンドウズ・アジュール・プラットフォーム」を中心としたインテリジェント・クラウドサービス部門は前年比20%増の129億9000万ドル、クラウドベースの企業向けグループウェアソフト「オフィス365」やビジネス向け交流サイト大手リンクトインを含むプロダクティビティ・アンド・プロセス部門は同11%増の123億2000万ドル。個人用PC事業部門は同6%増の118億5000万ドルとなり、このうち、Xboxのコンテンツやサービスの売上は同30%増となった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、

 SPD500<1557>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、

 NYダウベア<2041>

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ