エクセディが急反発、21年3月期の連結業績予想を修正し最終損益は黒字転換見通しに

株式

2020/10/28 16:25

 エクセディ<7278.T>が急反発し、112円高の1398円を付けた。27日引け後、21年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正。最終損益が黒字に転換する見通しを示し、好感された。

 21年3月期業績予想で、売上収益を2000億円から2100億円(前期比20.4%減)に引き上げ、最終損益は10億円の赤字から25億円の黒字(同73.7%減)に転換する見込みとした。新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるなど、依然として不透明な状況にあるが、いち早く持ち直した中国をはじめ、各地での経済活動の再開に伴い、緩やかな受注回復が継続していることなどを織り込んだ。未定としていた期末配当予想は30円(前期実績45円)とし、中間期配当30円(同45円)と合わせ、年間配当は60円(同90円)となる見込み。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)の決算は、売上収益が944億6000万円(前年同期比29.6%減)、最終損益は1億7500万円の赤字(前年同期は46億800万円の黒字)だった。

 28日の終値は、前日比53円高の1339円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ