<レノバに続く隠れ本命株>グリムス、新しい国策で収益拡大のチャンス到来

コラム

2020/10/28 17:30

 菅首相が26日に表明した温暖化ガス排出を2050年までに実質ゼロにする目標へ向けて、再生可能エネルギーや水素エネルギー、蓄電池、省エネの拡大が必須となる情勢だ。

温暖化ガス削減の何でも屋

 再エネ関連のレノバ(9519)やエフオン(9514)、水素関連の岩谷産業(8088)が大幅に上昇しているが、ここでは省エネ・蓄電池関連の本命であるグリムス(3150・(2))を取り上げたい。

 グリムスは中小企業に電気料金削減を提案し、蓄電池の販売に力を入れている。また、太陽光発電設備や電力小売も手掛ける「温暖化ガス削減の何でも屋」とでもいえる存在だ。

 日本が温暖化ガス削減の目標を達成するには、出力が不安定な再エネの欠点を補うために、大容量の蓄電池の量産体制を整える必要があるというわけだ。政府は蓄電池の普及にも財政支援で後押しする方針だ。同社にさらなる追い風が吹くのは間違いない。

業績上方修正が濃厚、1部昇格も視野に

 同社は今3月期上期の連結営業利益が16億1300万円(計画比30%増)に上ブレした。通期予想に対する進ちょく率は7割に達する。例年、第3四半期(10~12月)は利益が伸びる季節性があることから、遅かれ早かれ通期計画の上方修正が必至となるだろう。

 また、立会外分売を9月に実施し、東証1部へのくら替えの準備も進めてきた。年内の1部昇格も視野に入ってくる。

 株価は21日に2076円の高値を付けてから調整入りし、1700円台で推移しているが、割高感はなく押し目買いで対応したいところだ。

 温暖化対策の中核銘柄として、年末に向けて飛躍を期待したい。

(写真:123RF)

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