ソニーが急騰、21年3月期は業績予想上ブレ、営業減益幅縮小に一転最終増益へ

株式

2020/10/29 9:44

 ソニー<6758.T>が急騰し、一時527円高の8775円を付けた。28日引け後、21年3月期第2四半期の連結決算(米国基準)とともに通期業績予想の上方修正を発表し、好感された。

 21年3月期業績予想は、売上高及び営業収入が前回発表の8兆3000億円から8兆5000億円(前期比2.9%増)、営業利益が6200億円から7000億円(同17.2%減)、純利益が5100億円から8000億円(同37.4%増)に引き上げられ、営業減益幅が縮小し、一転して最終増益見通しとなる。巣ごもり需要によるゲーム事業の好調が主因で、イメージング&センシング・ソリューション分野を除く全ての分野で増益を見込む。

 同時に発表された第2四半期決算は、売上高および営業収入が4兆824億500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益が5461億5900万円(同7.1%増)、純利益が6928億8500万円(同2.0倍)だった。

提供:モーニングスター社

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