メルコが急騰しストップ高、第２四半期営業利益２９．３％増に自社株買いが刺激
2020/10/29 10:11
メルコホールディングス<6676.T>が急騰し、５００円ストップ高の２９４４円に駆け上がった。２８日引け後、２１年３月期第２四半期（２０年４－９月）の連結決算を発表、営業２ケタ増益を確保するとともに、自社株買いを明らかにし、株価刺激材料となった。
第２四半期決算では、売上高が６２３億７００万円（前年同期比７．６％増）、営業利益が４１億１００万円（同２９．３％増）となった。ＩＴ事業において、グループ会社が日本総代理店を担っている高性能空気清浄機「Ａｉｒｄｏｇ」やＡＭＤ社製ＣＰＵの好調な販売が大きく利益貢献した。また、経費の削減や生産工場での効率化・ロス削減を徹底した食品事業の増益も寄与した。
一方、自社株買いの概要は、取得株数上限が１８０万株（自己株式を除く発行済み株式総数の１０．７７％）、取得金額上限が４５億円。取得期間は２０年１０月２９日－２１年１０月２８日。自社株買いの理由は、株主還元の強化および資本効率の向上ならびに経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実行するため。
提供：モーニングスター社
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