日電硝子が急騰、通期の業績予想を上方修正

株式

2020/10/29 13:55

 日本電気硝子<5214.T>が急騰。28日引け後の決算発表で、20年12月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前日比160円高の2113円まで値を上げている。

 20年12月期について、予想売上高を従来の従来の2300億円から2350億円(前期比8.7%減)に、営業利益を120億円から150億円(同7.7%減)にそれぞれ引き上げている。FPD(フラットパネルディスプレー)用ガラスは、第3四半期(7-9月)以降、テレビやIT関連のディスプレイ市場における旺盛な需要を背景に好調に推移し、ガラスファイバも自動車関連市場を中心に需要が回復傾向。損益面は、増収効果に加え、FPD用ガラスにおける生産性の改善が押し上げに働く見込み。

 20年12月期第3四半期累計(1-9月)は、売上高1751億3300万円(前年同期比10.3%減)、営業利益123億7500万円(同3.5減)だった。

 午後1時51分現在の株価は149円高の2102円。

提供:モーニングスター社

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