29日の東京外国為替市場=ドル・円、104円台前半で推移

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2020/10/29 15:04

 29日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=104円台前半を中心に小動きとなった。

 朝方、104円30銭近辺だったドル・円は、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入った。その後は売り先行で始まった日経平均株価が下げ幅を縮小するとともに、ドル・円は一時104円50銭まで上値を伸ばした。

 午後に入り、日銀金融政策決定会合で大規模な緩和政策を維持すると伝わったものの、すでに織り込み済みで為替の反応は限定的。その後は、15時半からの黒田日銀総裁の会見、ECB(欧州中央銀行)理事会、米7-9月期GDP(国内総生産)・速報値などイベントが目白押しとなることから、次第に様子見ムードが強まる展開となった。

 15時現在、104円39銭となっている。

提供:モーニングスター社

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