30日の債券市場見通し=軟調地合い

債券

2020/10/30 8:28

予想レンジ:債券先物中心限月(20年12月限)151.90円-152.05円、長期国債利回り0.025%-0.030%

 30日の債券市場は、売りが先行し軟調地合いとなりそうだ。

 前日の米債券市場は続落となった。米株式市場が反発し、相対的に安全資産とされる米国債の売りを誘った。米経済指標の改善も債券相場の重荷となった。

 国内市場では、米国債安の流れを引き継ぎ、軟調なスタートとなりそうだ。もっとも、来週に米大統領選挙(11月3日)や、国の債務管理の在り方に関する懇談会(11月4日)など注目の材料を控えているだけに流れが一方向に傾く可能性は低いようだ。市場では、「朝方に発表される9月鉱工業生産といった国内重要経済指標にサプライズが無い限り、もみ合い相場が続く」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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