トヨタ、KDDIと新たな資本・業務提携に合意

株式

2020/10/30 15:43

 トヨタ自動車<7203.T>は30日引け後、KDDI<9433.T>と両社の提携関係の更なる強化を目的に、新たな資本・業務提携に合意したと発表した。

 資本提携では、KDDIが同社を引受先としたKDDI株1830万1600株(総額約552億円)の第三者割当による自己株式処分を実施。それにより、同社のKDDの持株比率は13.74%となる見込み。株式取得日は21年1月29日を予定している。

 業務提携では、(1)4G、5G、6Gなど通信規格が進化するなか、街、家、人、クルマそれぞれの間での最適な通信を可能とする通信プラットフォームの研究開発を共同で実施(2)デバイスからネットワーク、プラットフォーム、サービスまで一元化して管理し、高度な運用を可能とする次世代コネクティッドカー向けの運用管理システムを共同で開発(3)クルマの内外にとらわれることなく、人々の生活を豊かにし、安心安全を追求していくサービスおよびサービスプラットフォームを共同で構築(4)街、家、人、クルマなどのビッグデータを活用した、都市と地方間や各地域のコミュニティにおける社会課題解決――を共同で推進する。

 30日終値は、前日比90円安の6803円。

提供:モーニングスター社

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