11月2日の債券市場見通し=米債券安の流れを引き継ぎ軟調地合い
2020/11/2 8:33
予想レンジ:債券先物中心限月(20年12月限)151.70円-151.90円、長期国債利回り0.035%-0.040%
11月2日の債券市場は、前週末の米債券安の流れを引き継ぎ軟調地合いとなりそうだ。
米9月個人消費支出などの経済指標の好調さが売り手掛かりだった。「FRB(米連邦準備制度理事会)が決めた『メインストリート貸出制度』の融資基準の一部緩和が、米経済の下支えにつながるとの観測も売りにつながった」(銀行系証券)という。
国内先物・夜間取引も安値引け。米債券市場の流れも加わり、売りが先行しそうだ。国債入札や長期国債買い入れオペは予定されていないだけに、米債券安の流れを素直に受けた軟調な展開になりそうだ。「国内ではこの週末に、自民・公明両党の政調会長がそろって第3次補正予算の規模に言及。予算規模の拡大方向は財政・国債需給にとっての重しとなり上値を抑える」(同)との見方。国内市場では、あすの祝日を前に、一方的に売り圧力が強まる可能性は低く、売り一巡後は底堅く推移しそうだ。
提供:モーニングスター社
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