日経平均は233円程度高、前週末に大幅続落した反動やシカゴ先物高などで買い優勢=11月2日寄り付き

 11月2日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比233円程度高い2万3210円前後で推移する。午前9時10分には、同241円90銭高の2万3219円03銭を付けている。前週末10月30日には大幅に5日続落していた反動や、現地10月30日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値が、同30日の大阪取引所終値比265円高の2万3145円で取引を終え、大阪取引所よりも高かったこともあり、買い優勢で取引を開始。その後は、時間外取引で米株価指数先物は下落しているものの、しっかりした動きとなっている。

 業種別では、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も高い。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も堅調。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株も上げている。

 個別では、トプコン<7732.T>、ITM<2148.T>、ワコム<6727.T>、アプラスF<8589.T>、スミダ<6817.T>などが上昇。半面、テクマト<3762.T>、Eギャランテ<8771.T>、エイジア<2352.T>、GセブンHD<7508.T>、ドウシシャ<7483.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=104円台の半ば(10月30日終値は1ドル=104円35-36銭)、1ユーロ=121円台の後半(同121円85-89銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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