(再送)日経平均は460円程度高、米国株高を受け買い先行後も堅調な展開=4日寄り付き

 4日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前営業日比460円程度高い2万3756円前後で推移する。午前9時13分には、同502円65銭高の2万3798円13銭を付けている。休日前の2日に6日ぶりに反発したことや、現地3日に投票が行われた米大統領選挙で、民主党のバイデン候補が優勢と伝えられ、経済対策への思惑から米国株式が続伸したこともあり、買いが先行した。その後も、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることもあり、堅調な展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比550円高の2万3830円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も高い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も堅調。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も上げている。

 個別では、NTTデータ<9613.T>、クレオス<8101.T>、マクニカ富士<3132.T>、テンポイノベ<3484.T>、フジ住宅<8860.T>などが上昇。半面、カワニシHD<2689.T>、カルビー<2229.T>、いであ<9768.T>、丸和運輸機関<9090.T>、平河ヒューテ<5821.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=104円台の半ば(2日終値は1ドル=104円84-85銭)、1ユーロ=122円台の後半(同121円92-96銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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