日経平均は141円程度高、買い先行後も堅調な展開に=12日寄り付き
12日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比141円程度高い2万5490円前後で推移する。午前9時16分には、同171円20銭高の2万5520円80銭を付けている。きのう11日も堅調な展開となっていたことや、現地11日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が3日ぶりに反発したことでIT関連株への警戒感も後退したもようで、買いが先行。その後も堅調な展開となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比160円高の2万5580円だった。
業種別では、ヤマハ<7951.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株が上昇。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。エムスリー<2413.T>、楽天<4755.T>などのサービス株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、日本コークス<3315.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も上げている。
個別では、GDO<3319.T>、ベネフィット<3934.T>、東精密<7729.T>、イーレックス<9517.T>、GMOGHD<3788.T>などが上昇。半面、マイクロニ<6871.T>、タイガーポリ<4231.T>、アイフル<8515.T>、電通グループ<4324.T>、日医工<4541.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=105円台の半ば(11日終値は1ドル=105円39-41銭)、1ユーロ=124円台の前半(同124円44-48銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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