ミダックが一時ストップ高で年初来高値、21年3月期第2四半期決算は従来予想よりも上ブレ着地

株式

2020/11/16 16:33

 ミダック<6564.T>が急騰。一時500円ストップ高の3475円を付け、12日に付けた年初来高値3155円を大きく更新した。前週末13日引け後、21年3月期第2四半期(20年4-9月)の連結決算を発表。従来予想よりも上ブレ着地し、好感買いを誘った。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)決算は、売上高が従来予想の26億7000万円から27億9500万円(前年同期比15.3%増)に、営業利益が6億8600万円から9億1400万円(同54.7%増)に上ブレした。新型コロナウイルス感染症感染拡大による経済活動が停滞するなか、自社が保有する多数の処理施設と許可の優位性を発揮することで、廃棄物の受託量を確保した。また、中間処理施設では、積極的な営業活動による稼働率の向上を目指したほか、最終処分場では、受託量の拡大および単価の高い廃棄物の受注に注力したことなどが寄与する。

 21年3月期業績予想は、売上高54億3000万円(前期比4.2%増)、営業利益15億7900万円(同5.6%増)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で51.5%、営業利益で57.9%となっている。

 午後1時50分時点の株価は、前週末比499円高の3470円。

提供:モーニングスター社

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