日経平均は187円程度安、売り先行後も軟調、対ドルのやや円高も重しに=18日寄り付き

 18日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比187円程度安い2万5827円前後で推移する。午前9時11分には、同225円84銭安の2万5788円78銭を付けている。きのう17日に2万6000円台を回復したものの上値が重かったことや、現地17日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに3日ぶりに反落したこともあり、売りが先行。為替市場で。ドル・円相場がやや円高方向にあることも重しとなっているもようで、その後も軟調な動きとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比40円安の2万6000円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も安い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も軟調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も下げている。

 個別では、ショーエイ<9385.T>、レノバ<9519.T>、メディシス<4350.T>、東祥<8920.T>、武蔵精密<7220.T>などが下落。半面、サイバーL<3683.T>、Vキューブ<3681.T>、セグエ<3968.T>、日本エンタ<4829.T>、MDV<3902.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=104円台の前半(17日終値は1ドル=104円47-48銭)、1ユーロ=123円台の半ば(同123円75-79銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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