日経平均は120円程度安、株価指数先物に断続的な売りで下げ幅拡大=19日寄り付き

 19日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比120円程度安い2万5607円前後で推移する。きのう18日の弱い動きや、現地18日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数が続落したこともあり、売りが先行。株価指数先物に断続的な売りが出たことから、午前9時13分には、同159円87銭安の2万5568円27銭を付けている。その後も弱含みとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比60円安の2万5640円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が下落。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。島津製<7701.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、関西電力<9503.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も軟調。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も下げている。

 個別では、GDO<3319.T>、レノバ<9519.T>、オープンドア<3926.T>、ルネサス<6723.T>、ダイヤHD<6699.T>などが下落。半面、JMS<7702.T>、日金属<5491.T>、シャープ<6753.T>、セレス<3696.T>、オカムラ<7994.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=103円台の後半(18日終値は1ドル=103円88-89銭)、1ユーロ=123円台の前半(同123円43-47銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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