20日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2020/11/20 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=103円40銭-105円30銭

 20日の東京外国為替市場でドル・円は、103円後半を中心に推移するとみられるが、104円近辺では上値の重さが意識されそうだ。

 19日米国時間、米与野党上院のトップ同士が追加経済対策の協議再開で合意。株式市場は買いで反応した一方、新規失業保険申請件数の増加やIMF(国際通貨基金)が世界経済のダウンサイドリスクを指摘したことなどを受け米長期金利が低下。ドル・円の下押しにつながった。

 20日東京時間でも、前日の米国市場の流れを受け継ぎ、日経平均株価が買い先行となりそうだが、ドル・円の押し上げは限定的とみられる。ただ、事業会社の決済が集中しやすい5・10日(ごとおび)に当たることから、現水準では国内輸入企業からのドル買い・円売りが増えそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:特になし

その他:APEC首脳会議(オンライン開催)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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