<話題>海外投資家が大幅に買い越す一方で個人は大幅な売り越し

株式

2020/11/20 17:30

 今週(16-20日)も、日銀によるETF(上場投資信託)買い入れが確認された。前回の当コラムで触れた13日については、ETF買い入れが701億円実施され、今週も18日に701億円の買い入れが実施。ちなみに18日のマーケットで日経平均株価は前日比357円安の2万5656円まで値を下げ、終値は286円安の2万5728円。前日、日経平均が約29年半ぶりに2万6000円台で終えた直後だっただけに注目されたが、大きく下げた時には買い入れを実施することが確認された。

 一方、19日引け後に東証が発表した投資部門別売買状況(2市場1・2部等)によると、11月第2週(9-13日)において、「海外投資家」は3842億円を買い越し、その前の週の3573億円の買い越しに続き大幅な買い越し。一方、「個人」は6883億円の売り越しと、その前の週の4311億円の売り越しから金額が更に増加。株価上昇時には「海外投資家」が買い越し、「個人」が売り越すとという典型的なパターンだが、果たして今週はどうだったのか。ETF買い入れともども要注目だ。

提供:モーニングスター社

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