<特集>バリュー株をマーク(2)=ダイヘン―通期業績の上ブレに期待

株式

2020/11/20 17:51

 ダイヘン<6622.T>を狙ってみたい。21年3月期上期(20年4-9月)連結業績は、「半導体関連機器」のけん引により計画を超過。据え置かれた通期の業績予想には増額が期待される。株価は現在、年初来高値圏にあるが、PER15倍、PBR1.3倍絡みとバリュー株の側面も持ち、注目が怠れない。

 同社は「電力機器」「溶接メカトロ」「半導体関連機器」を3本柱とし、柱上変圧器、アーク溶接機、アーク溶接ロボットで国内トップ、シリコンウェハ・大型液晶ガラス基板の真空搬送ロボットでは世界トップシェアを誇っている。

 21年3月期上期は、売上高630億3100万円(前年同期比3.5%減)、営業利益36億8200万円(同20.8%増)。「電力機器」は営業利益19億3700万円(同0.1%増)で、「溶接メカトロ」は営業利益9億1100万円(同56.0%減)にとどまったが、プラズマ発生用電源、クリーン搬送ロボットなど「半導体関連機器」が、5G(第5世代移動通信システム)のインフラ整備に伴う半導体関連投資の増加を背景に、営業利益を29億7500万円(同2.3倍)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は2ケタ増益を達成し、従来予想を6億8200万円超過した。

 これを踏まえつつ、会社側は通期の営業利益予想95億円(前期比4.8%増)を据え置いたが、下期(20年10月-21年3月)の営業利益は計算上58億1800万円(前年同期比3.3%減)となり保守的な印象。増額期待の高まりとともに株価の水準訂正が進みそうだ。

提供:モーニングスター社

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